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本日11月28日より「改正建築士法」が施行されます。
姉歯元建築士が起こした構造計算書偽装問題で、建築士全体が疑いの目で見られた結果、確認申請の厳格化や管理建築士の講習新設や定期講習、構造・設備一級建築士の新設など、我々建築士の周りはこの二・三年で激変と言って良いくらい変わりました。
昨年の6月20日の建築基準法の改正では国土交通省の事前の準備不足で業務が停滞。
まさに官製不況でした。
日経アーキテクチュアという建築の専門誌(本屋さんでは売っていません)の調査で「改正建築士法で消費者からの信頼を回復出来るか?」との問いに建築関係者の61.0%が信頼回復できないとの解答、私もそう思います。
建築士の責任感・モラルを育てないと、建築の現場を知らない官僚の作った法令をただ守るだけでは、信頼の回復にはならないと思います。
違反建築の摘発や、完了検査を通じて違反した建築士を罰する方が、改善されると思います。
結果として官僚の天下り先を増やしただけで終わって欲しくないですね。
概略は、
1)建築士の資質・能力の向上
2)高度な専門能力を有する建築士による構造設計及び設備設計の適正化
3)設計・工事監理業務の適正化、消費者への情報開示
4)団体による自律的な監督体制の確立
5)業務報酬の基準等の見直し
昨日は私の所属している(社)埼玉県建築士事務所協会越谷中央支部の理事会でした。
会議資料を貰って思ったことです。
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