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2024/04/26 (Fri)

耐震補強

昨日、(株)住宅構造研究所のガーディアン制振・耐震改修工法の説明会に行ってきました。

この工法は、新築に限らず、現在のお住まいを耐震壁で補強するという工法です。
耐震壁、というと、壁だけを強くして、基礎への影響をあまり考慮してないものをよくみかけますが、「ガーディアン制振・耐震改修工法」は、法改正以前の基準でつくった基礎にもなるべく負担をかけないように、研究を重ねて作られています。

この商品を使った耐震設計をするには、建築士・施工管理技士の資格と、工法の研修を受けること、設計管理技術者の登録などが必要です。
また、施工会社は指定施工店の登録が必要です。
当事務所では、昨年の導入説明会にて施工管理者講習を受けておりますので、設計・監理ができます。

この会社はもとはカナイという木造の金物を作る会社の研究・実験部門を独立させて作った会社のようです。
下請けでも、建材の強度などのいろいろな実験をしているため、自社での実験を重ねており、データが豊富です。



このガーディアン制振・耐震改修工法では「ひょうご住宅耐震改修技術コンペ」で兵庫県知事賞を受賞しています。
HP http://www.homelabo.co.jp/

得意先の工務店の依頼で、さいたま市のお宅の耐震診断を実施しました。
耐震補強は、上記工務店が指定施工店の登録をしていますので、この工法での補強設計をしています。

今まで真壁の和室の補強は、柱の上に構造用合板を張る方法が一般的でした。
補強をすると今までは柱の見えていた和室が、柱の見えない洋間(大壁)の様になってしまいます。

この工法の良いと思う所は、長押(和室の鴨居上部に四周に取り付けられる化粧材)を残して補強が出来るとこです。
補強前と変わらず、柱の見える、真壁の和室です。

和室は和室らしさを残したまま、地震に強くすることが出来るのです。

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2008/12/05 (Fri) 建材 Trackback() Comment(0)

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化学物質過敏症や電磁波過敏症の方に対応できるように、無添加住宅の建材とオールアース住宅の考え方を取り入れ化学物質・電磁波の極力少ない暖かい家を目指しています。
断熱材は自然素材で作られたセルロースファイバーを充填しています。
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